登場するのは当時30代半ばの女性2名と男性1名で、もうすぐ40代を迎える世代です。
最初に登場した女性(当時34)を例に挙げてみます。
・無職
・独身
・これまで派遣やアルバイト
・15の資格を取得(簿記など)
・正社員を目指して245社に応募をしてすべて不採用
・生活費は1日500円
・貯金はほぼ底をついた
「自分が頑張れば何とかなる。はあまりにも無理があった」
という発言からは「絶望」に近いものも感じました。
ただその後の、
「本当に時期が悪かったのかなと」
「明日の心配をしなくて良い社会になってほしい」
という発言から「他責」の印象も感じてしまいました。
245社に応募をしてすべて不採用という時点で、
途中で「頑張り方」を変える必要があったと思います。
「やれることはやり尽くした」と言っていますが、
結果が出ない自分が考えた「やれること」なので結果に繋がっていないと思います。
資格もより希少性の高い(国家資格など)ものを早い段階で取得していれば、
一定水準の資格対価(収入)はもらえていたかも知れません。
歳を取るほど思考に癖がついて停止しやすくなり、
他人に素直に教えを請うことも難しくなってくると思うので、
「なぜこの資格が必要なのか」
「なぜ転職がうまく行かないのか」
をプロやうまく行っている人に相談することがスタートラインだと思いました。