お金持ちになりたい場合、
・お金を稼ぐ仕組み
・お金に好かれる自分
が大切だと思っています。
お金に好かれる自分=お金とは何なのか?
も大切だと思います。
(好きな相手にアピールする時、相手をまず知るのと一緒)
「お金とはそもそも何?」を知る上で、
「池上彰の世界の見方 15歳に語る現代世界の最前線」
はひとつ参考になりました。
「お金」の概念が誕生する前、
経済の基本は1対1の物々交換でした。
やがて1か所に集まって物々交換するようになり、
市(いち)が生まれました。
品物をみんなが共通にほしがるものに交換しておいて、
後で必要なものと交換する仕組みが生まれました。
(信用創造)
みんなが共通にほしがるもの(当時)
=お米(稲)、着物の材料になる布など。
稲は「ネ」と発音されていたので、
そこから「値」という言葉が生まれたそうです。
(「貨幣」の「幣」も「布」から来ています)
日本は1942年まで「金本位制」でした。
(お札は金と交換することが約束されていた)
しかし現在のお札は、
金と交換することはできない不換紙幣=実態はただの紙切れです。
日本の場合は、
「日本銀行券がお金として通用する」と法律でも定められていますので、
「信用」と「法律」の元、ただの紙切れがお札として価値を保っています。
(銀行の仕事は信用創造)
ちなみに仮想通貨の代表例「ビットコイン」は、
中央銀行のような信用を担保する機関を持ちません。
その代わり最大発行枚数が決められていますので、
価値の均衡を保っています。
国の信用に基づかないビットコイン=「無政府状態の通貨」
仮想通貨は今後、
現実の通貨に代わる信用を得る日がやってくるのか?
というところも見所の一つだと思います。
お金の信用創造のお話は、
ロスチャイルドやロックフェラー、テンプル騎士団など
日本以外の根源も勉強になると思います。