医療費控除の裏ワザとしての考え方のひとつは、
「生計を一にする」という税界用語にあります。
「生計を一にする」
=「財布を一にする」
=「生計一親族のうち所得が一番大きい人がまとめる」
というものです。
原則として生計一親族全体で10万円超の医療費を支払った場合、
医療費控除を受けることができますよね。
「最も高い所得がある人がその全額の医療費を支払ったとして申告する」
というやり方が一般的です。
日本は累進課税ですので、
所得が多い=控除も大きくなります。
別居などの場合、
「生計を一にしている」判断は税務署がしますので、
そこは日頃から意識が必要かなと感じます。
例えば、
自分が「一」として別居の親族も含みたいなら、
毎月定期的に仕送りをしているなどですね。
もし顧問税理士さんが居る方は、
事前に日々相談しておくと年末がスムーズかも。